最近ではコンビニやスーパーなどで商品を購入すると、ほとんどの場合でポイントが還元されています。楽天カードなどのクレジットカードで購入した場合も、購入金額に対して一定の割合でポイントが付与されます。

これらのポイントと言うのはその商品代金に対して還元されるモノなので、会社の経費で商品を購入した場合のポイントにつきましては、厳密に言えば会社のものになります。

従いまして、会社の経費で得られるポイントを自分のポイントカードで取得した場合には、横領と判断されても文句は言えない所です。

横領にならないようにする為には、受け取ったポイントを給料として計上するか一時所得として処理する必要があります。可能であるなら、会社に対して自分のカードにポイントを付けていいのかを聞いてみると良いでしょう。

会社の経費で得たポイントを自分のカードで取得して勝手に使ってしまった場合

ポイントと言うのは現金ではないので、会社の経費で得られるポイントは自分のものにしても大丈夫という誤った認識を持ってしまいがちです。中には既に自分のものにして、自分の目的の為に使ってしまったという方もいると思います。

しかし、実際の所は会社も税務署もポイントに関する調査はほとんど行いませんので、常識の範囲内であるなら特に突っ込まれるような事は無いと思います。

月末締め精算のクレジットカードならさらにバレにくい

商品やサービスの利用で還元されるポイントは、専用のポイントカードでなければ付与されないという事もあります。

ですから、現金で商品を購入してもポイントは一切使ないという事もあるでしょう。そんな時には、ポイントの貯まりやすいクレジットカードでのお支払いがオススメです。

クレジットカードはその都度精算ではなく、月末などにまとめて精算を行うので、商品購入明細のレシートなどに付与されるポイント数などが明記されません。

表向きはポイントに関する情報が一切見えませんので、経理担当者も税務署もスルーする可能性が非常に高くなります。

ちなみに、クレジットカードの中でも特に還元率が高いと言われている楽天カードなら、100円利用につき1円相当のポイントが還元されるので、普段のお買い物でもお得に利用いただけます。