税理士は誰でもなれるような職業ではなく、難易度の高い税理士試験に合格して2年以上の実務経験を積んだり、弁護士や公認会計士と言う超難関資格を持っている事が必要となります。

だからという訳ではありませんが、税理士の周りにはそれなりの能力を持つ人たちが自然に集まってくるようになります。

この自然に集まる人たちと言うのは、税理士の能力を必要とする会社の経営者であったり、ビジネスパートナーとして取引をしている士業関係の方達だったりします。

このような人脈を一般の方が持つ事は難しいのですが、優秀な税理士の方をビジネスの顧問として迎え入れた場合には、人脈の一部または全部の紹介を期待する事が出来ます。

税理士に顧問を依頼するビジネス上のメリット
  • 税理士の人脈による取引が期待できる。
  • 銀行や日本政策金融公庫から融資が受けやすくなる。

顧問税理士がいれば融資を受けられる可能性が上がる

銀行から融資を受ける際には、所得証明書として確定申告書の控えの提出を求められる事が多いのですが、確定申告書の作成を税理士に依頼していた場合には確定申告書に税理士の署名捺印が付されているので、財務状況の確認審査が少し有利になる事があります。

他にも、税理士は日本政策金融公庫の紹介状を書く事が出来るので、何もないよりは融資を受けられる可能性が高くなります。

これから事業を始めるという方や法人化を検討している個人事業者の方は、今後の事業計画を見据えた上で顧問弁護士を検討してみると良いかもしれません。