所得のある人には所得税の納税の義務が課せられていますが、所得に対する課税というのは低所得者であるほど納税の負担が軽くなるような仕組みになっています。

所得の種類や納税者の家族構成によっては、所得税額を少なくする事が出来る所得控除という控除を受けられる可能性があり、所得控除を受けるためには控除適用となる為の要件を満たなければなりません。

しかし控除の適用要件を満たす事が出来れば、所得が給与である場合には給与所得控除が、配偶者がいる場合には配偶者控除が、扶養家族がいる場合には扶養控除などの所得控除が適用される事になり、それらを所得から差し引く事で所得税額を減額出来るようになります。

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これらのような所得控除を受けるためには適用要件を満たさなければなりませんが、その前に無条件で全ての納税者に適用される所得控除があります。

それが基礎控除です。

基礎控除はその所得が労働による対価であろうが、不動産売買による対価であろうが所得の種類に関係なく一律38万円が控除されます。

基礎控除の控除額
一律38万円

つまりその人の所得が38万円以下であれば、所得税を支払う義務はなくなるという事になります。

基礎控除の種類

基礎控除には所得税に適用されるものの他に相続税に適用されるものがあり、どちらの場合でも無条件に控除が適用されます。

所得税に適用される基礎控除の方は控除額が一律38万円であるのに対し、相続税に適用される基礎控除は[5000万円+1000万円×法定相続人の数](2014年9月時点)の計算式で算出されます。

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