証券会社で株の取引口座の開設したい場合は、口座開設の申し込みをして所定の手続きを行う必要があります。口座開設の手続きを進めて行くと、取引口座の区分を選択する項目が出てくると思います。

口座区分には特定口座と一般口座がありますが、一般的には利益計算の手間が省ける特定口座の方が有利とされています。

一般口座につきましては申告・納税に関わる全ての作業をご自身で行う必要がありますので、取引した銘柄ごとに1年間の損益計算を自分で行って利益を算出しなければなりません。

特定口座を開設している場合は証券会社の方で年間取引報告書を作成しますので、確定申告の際に必要な書類作成の作業手間を減らす事が出来ます。

特定口座で源泉徴収ありの方につきましては原則確定申告は不要ですので、税金に関する一切の作業は行わなくても構いません。但しご自身の所得状況によっては、確定申告をした方が節税になる場合もあります。

また平成26年から始まる少額投資制度のNISAなら年間100万円までの投資が最長5年間非課税となりますので、初めて株取引を行う方や長期投資をお考えの方は、利益を上げやすいNISAの利用を検討してみるのも良いでしょう。

株取引口座の特定口座と一般口座の違い

証券会社で源泉徴収ありの特定口座を開設している場合は源泉徴収により課税は終了しますが、源泉徴収なしの特定口座や一般口座の場合は確定申告をして納税を行う必要があります。

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口座の種類 確定申告 年間取引報告書
特定口座 源泉徴収あり 原則不要 証券会社が作成
源泉徴収なし 必要
一般口座 必要 自分で作成

証券会社が作成する年間取引報告書は1年に1回送られてきますので、確定申告が必要な方は大切に保管しておきましょう。

資金効率と税金面で総合的に良いのは特定口座の源泉徴収なし

特定口座の場合は損益計算を証券会社が行ってくれるので、自分で一々利益計算をする必要はありません。税金面で一般口座と比較した場合に、何か特別な事情がない限りは特定口座の方が有利であるという事が言えます。

そして源泉徴収についてですが、源泉徴収ありの場合は株を売却するごとに所得税が差し引かれたり損益通算されたりするので確定申告の必要はありませんが、売却益の方が損失額よりも多い場合は源泉徴収されている分だけ資金として使える額が少なくなってしまいます。

源泉徴収なしの場合は確定申告の時に所得税を納めるようになりますので、それまでは投資資金から税金が引かれることはなく、最大限資金を投資に利用する事が出来ます。

これらの事から資金効率と申告・納税の両方を考えた場合に都合が良いのは、特定口座の源泉徴収なしであるという事が言えます。

但し1年間で得た売却益に対する税額を残さずに翌年に全ての資金を使い切ってしまうと、確定申告の時に支払うお金がなくなりペナルティが科せられる場合もありますので注意して下さい。税金面で心配な方は手堅く源泉徴収ありの特定口座の開設をオススメします。

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